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お金以外の借りるというサービスからお金について考えてみた

私たちの生活の中で「借りる」ことができる身近なサービスってなんだろう?
と考えてみると、借家やアパート、マンションなど、部屋や家を借りる。
車を借りるレンタカー。最近はあまり繁盛してないようですが、
ビデオやCDを借りるレンタルビデオ、CDなどなど。
このほかにも、最近では本当に多種多様なレンタルサービスがありますが、
上記のようなサービスでは、多くの方が実際に借りた経験がありますね。

部屋でも、車でも、ビデオでも最初に借りるときには、
健康保険証、免許証、パスポートなどの身分証明証(本人確認書類)を提示します。
このあたりは、お金を借りる場合(キャッシング)と同じです。
そして部屋(家)を借りる場合には、ちょっとした審査がありますが、
レンタカーやレンタルビデオでは審査はありません。

当たり前のことですが、この違いは一括でお金を支払うか、
家賃として毎月継続的にお金を支払うかの違いによるものかと思います。
一括でお金を支払うレンタルサービスは、支払う能力があるかどうかは
最初にお金を支払うことで解決します。

部屋や家を借りる場合には当然長期間になりますから、家賃という形で毎月支払うことができるだけの収入があるのか、信用できる人物かどうか審査するわけです。
とすると、例えば2年契約であれば24回分の家賃を最初一括で支払ってしまえば、
審査とかなしに部屋を借りられるんでしょうか?
借りる場合だと、なんかありえない感じですが、住宅購入の場合でも、住宅ローン審査はあるわけで、要は現金をポーンと支払って買うなら当然審査とかいらないです。
まあ、そうするとローンじゃなくなりますが・・・。

本当にあたりまえの話ですが、
お金を借りる場合は、その対価としてお金を支払うわけじゃありませんね。
というか支払うお金があるなら、借りる必要がないですし、
支払うというよりも、借りたお金は毎月少しづつなり、一括でどーんとなり、
なにがしかの方法で返してゆくことになります。
ここらへんが、お金を借りることが、それ以外のものを借りるサービスと
大きく異なるところだと思います。

お金はお金で買えません

そしてもっと言えば、家や車、ビデオは購入するという選択肢もありますが、
お金は購入できません。お金とお金で交換してもいいですけど、だれも得しないので、
サービスとして成立しません。
お金が必要ならば、とにかく働いて、働いた分の対価としてお金を手に入れるしかありません。資本主義社会のあたりまえです。

なんだかポワンとした当たり前の話で、申し訳ないですが、
お金ってやっぱりほかのいわゆる「モノ」「物品」とはまったく違う
特別な存在であるということです。